<事業内容>
2004年、一般住宅の外壁工事業として創業。2009年、太陽光発電事業とリフォーム事業を加えて現在の社名に変更した。「アース(地球)シグナル(合図)を感じ取り、持続可能な自然エネルギー事業で社会貢献につなげる」ことを目標に、循環型未来社会の実現を目指している。
不動産事業とエネルギー開発事業を軸に、幅広く事業を展開している。不動産事業では売買、賃貸、管理や仲介などの不動産取引はもちろん、中古物件のリフォームやリノベーション工事など、住まいに関する様々な要望にワンストップサービスで提供できることが同社の強みだ。
エネルギー開発事業では、自宅用、産業用ともに太陽光発電を利用したサービスを幅広く提供している。太陽光エネルギーを「創って、溜めて、使う」ことができるエネルギー循環型住宅の開発や、畑の3メートル高さのところに太陽光パネルを設置し、その下で温度管理をしながら農作業ができる営農型太陽光発電システムの提供、緊急災害時の非常用電源となるボータブル蓄電器「パワーボックス」の開発も注目を集めている。
同社の営農型太陽光発電システムは川越市内の農地でも広く使われており、県内シェア4割を誇る。(2021年現在)
また2年前から社員総出で米作りにも挑戦。田植えから収穫まですべての過程を手作業で行い、農業支援をするだけでなく、実際に農業に取り組みながら食料自給率の向上を模索している。
「自然エネルギーのパイオニア的存在として持っているわが社の建築的な技術を、これからも社会課題につながる事業で生かしていきたい」と代表取締役の笠原喜雄さんは意気込みを語る。