ガスの配管から太陽光までライフラインを支える
高度経済成長期、川越エリアに都市ガスの配管を巡らせる事業を手がけ、大きく成長してきた。その後、同じパイプを使った事業ということで、水道、空調の配管事業も行うようになる。「ガス漏れ事故は大変な惨事になる可能性がある。より危険性が高いガスでスタートし、安全・安心の技術を磨いてきたことが、あらゆる配管工事における強みとなっている」と代表取締役の石井成人さん。地域の中で50年ライフラインを支えてきたことが、会社にとっては信頼の礎となっている。
現在、売り上げの主軸はガス、水道、空調の配管だが、もう一つの売り上げの柱と捉えているのが、環境ビジネスだ。具体的には大手太陽光パネルメーカーの代理店として、太陽光パネルの販売・設置事業を行っている。オイルショックや東日本大震災などを経験するたびに、自然エネルギーは注目を集める。「電力の自由化の後にはガスの自由化も控えている。常に未来を見据えて、新しいことに挑戦する企業でありたいと思っている」と石井さんは話す。