昭和工業株式会社

川越スチューデンツの地元企業訪問3

昭和工業株式会社

未来を見据えて新しいことに挑戦

ガス、上下水道、給排水、衛生、空気調和等の各管工事の設計施工

企業内容:
埼玉県川越市石原町2—58—16
資本金3600万円、従業員数86名
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ガスの配管から太陽光までライフラインを支える

代表取締役の石井成人さん
代表取締役の石井成人さん

高度経済成長期、川越エリアに都市ガスの配管を巡らせる事業を手がけ、大きく成長してきた。その後、同じパイプを使った事業ということで、水道、空調の配管事業も行うようになる。「ガス漏れ事故は大変な惨事になる可能性がある。より危険性が高いガスでスタートし、安全・安心の技術を磨いてきたことが、あらゆる配管工事における強みとなっている」と代表取締役の石井成人さん。地域の中で50年ライフラインを支えてきたことが、会社にとっては信頼の礎となっている。

現在、売り上げの主軸はガス、水道、空調の配管だが、もう一つの売り上げの柱と捉えているのが、環境ビジネスだ。具体的には大手太陽光パネルメーカーの代理店として、太陽光パネルの販売・設置事業を行っている。オイルショックや東日本大震災などを経験するたびに、自然エネルギーは注目を集める。「電力の自由化の後にはガスの自由化も控えている。常に未来を見据えて、新しいことに挑戦する企業でありたいと思っている」と石井さんは話す。

職場の特徴・求める人材
人的ネットワークを大切にする

技術系の企業だが、半数以上が文系の社員だ。新卒の採用に関しては、なぜその大学に入ったのか?そこで何を学んだか?学生生活の中で何をやって来たかを聞いている。「それが将来に活きると思う。大学でお酒の飲み方を学んだのだとしたら、それが将来に活きる。大事なのは何かを学んだという事実であり、そういう人は、新しい職場でもきっと何かを学び成長してくれると思っています」と石井社長。

先輩に聞きました


  • 話し手:髙倉元明さん
    聞き手:東京国際大学人間社会学部3年・井手雄飛さん
  • 先輩に聞きました
Q:今年の新卒採用は?
毎年3〜4名は採用したいと思っています。配管の工事については、施行したものを維持管理するサービス業務が増えているので、特にそのための人材が欲しいですね。
Q:入社したら将来家族を養い生活していくだけの収入は得られますか?
それは自分次第だと思いますよ。当社は定着率が高いし、結婚している人も多い。資格を取れば給料は上がりますし、資格の勉強のための費用は会社で負担しています。
Q:入社して最初にする仕事は何ですか?
まずすべての部署を経験する3カ月間の研修があります。その後は、2〜3年かけて配管の現場で技術を学びながら働いてもらいます。現場を知らなければ話にならないという方針なのです。その後で、現場の監督、配管の職人、設計、営業など、その人に合った職種を決めます。もちろん、個人の希望は考慮されます。
  • インタビューを終えて

    技術系の会社という印象が強かったのですが、採用に関しては、人物本位だという点を強く感じました。通り一遍の会社説明会では分からないことが分かりました。貴重な機会を与えていただきありがとうございました。

企業情報

社名昭和工業株式会社
社名(フリガナ)ショウワコウギョウ
設立年1967年9月
資本金3600万円
代表者氏名石井 成人(イシイ シゲト)
所在地〒350-0824 埼玉県川越市石原町2-58-16
支店・営業所等昭島事業所、青梅事業所、東部事業所
グループ会社
業種建設業
正社員数男性 71名 女性 15名 計 86名
採用実績校尚美学園大学、城西大学、日本工業大学、淑徳大学、川越工業高校、狭山緑陽高校ほか
主な事業内容ガス・給排水衛生・空調設備等の配管工事・設計および太陽光発電設備工事。
電話049-224-6149
FAX049-224-6664
mailsaiyou☆swkg.co.jp
(※上記の「☆」記号を半角「@」記号に置き換えてご利用ください)
企業サイトURLhttp://www.swkg.co.jp
※本データは公開時点のものです

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