<事業内容>
お菓子の卸売業として、全国のお菓子メーカー約400社から仕入れを行い、お客様(小売店や専門店など)のニーズにあった商品の提案、販売を行っている。大手メーカーの人気商品から、地域メーカーのこだわりの名品まで、扱っているお菓子は1万点以上。メーカーと共同で開発した、同社プライベートブランドの商品も60種類を超える。その豊富なラインナップが特徴だ。
昨今の厳しい卸売業界のなかで、創業以来70年近く、順調に売り上げを伸ばしてきた同社。その秘訣は、「手売り」と呼ばれる、ユニークな営業スタイルにある。
「担当社員がお客様の店に足を運び、実際にお菓子を一品一品試食してもらうことで、お客様が満足する商品を提案できる」と、代表取締役の高柳元一さんは「手売り」のメリットを強調する。メールのやりとりだけで済ませない、顔が見える営業スタイルだからこそ、担当者は責任と自信をもってお客様の要望に合う商品を提案でき、大きな信頼関係が築くことができるのだ。
2003年から始めた小売店「王様のお菓子ランド」も、首都圏を中心に現在13店舗で展開中だ。どの店舗も新卒入社して間もない20~30代の若い店長が、店の運営のすべてを任されている。